なにげなく観てしまった海外ドラマ。

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「母親と思っていた女性は誘拐犯だった。実の家族と再会した16歳の少女カーターの複雑で切ない青春ストーリー」と言うどこかで聞いたことあるようなちょっとわくわくする設定。

シーズン1の途中(誘拐犯の母と実の家族との間で葛藤する辺り)まではそれなりに面白かったけど、後半のグタグタ蛇足感が半端ない。

シナリオライターが毎回変わったんじゃないかと思うほど支離滅裂。
喧嘩してたのにすぐ仲直りとか、破局した翌週に復縁したりとか、せっかくの伏線がほとんど意味なく回収されていて計画性がないというか、展開が強引かつ早すぎて一体なにを描きたいのかわけわからない。
キャラ設定もブッレブレで、愛にあふれて寛大だった偽母(誘拐犯)は自己中なサイコキャラに、アホな打て打て君だった元彼は誠実な賢者キャラに、控え目で優等生だった妹は傲慢でわがまま問題児キャラに。
突っ込みどころ満載すぎて観ていて疲れた。

シーズン2からは全く別物のドラマになって案の定打ち切りになってます。

テーマに一貫性のない行き当たりばったりなドラマはやっぱつらい・・・。